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県の安心安全はウソ 実はもっとも危ない場所
鹿児島県知事は今度の最終処分場を作るにあたり
「この地が一番安全な地である」
と発言しました。
しかし、みなさん、8.6水害を憶えていますか?
平成5年の夏、死者71名、負傷者142人の被害を出した集中豪雨災害です。
この8.6水害のあと、鹿児島県は大原野自治会の住民に対して
「鹿児島県内の危険な個所147か所の中で一番最初に砂防ダムを建設します」
と説明しました。
つまり、鹿児島県はこの地が一番危険であるということを認識していたということです。
私たちは今回の最終処分場建設計画が公表された際に、地質専門家を招請し数度にわたる現地調査を実施しました。
その結果、
- 処分場予定地内に活断層が少なくとも2本はある可能性。
- 採石場西側切り土斜面(最大190メートル、70度の急傾斜)は割れ目や亀裂が多く自然崩壊する(深層崩壊の可能性)
- 処分場を建設しても、地下水の湧出により施設そのものを浮き上がらせ破壊する(水上の楼閣)。
温暖化のゲリラ豪雨による「深層崩壊」に対し、国は対策を強化することを決定。
想定外のことが起きていることを国も認めている。
など、私たちが想像していた以上に危険な土地であることがわかってきました。
「こんな土地に産廃施設を作るとは常識的に考えられない・・・」
と専門家に言わしめた危険な場所。
私たちはこの科学的な調査結果を鹿児島県に提出し再三説明を求めましたが、今日まで納得のいく回答は一切ありません。
このような県の姿勢に私たちは大きな不信感を抱かざるをえません。
そして最終処分場建設に反対せざるを得ないのです。